養育費の滞納 元夫の勤務先を知りたい!
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依頼者:N.I様 35歳 女性(埼玉県在住)
依頼内容
夫の浮気に気付いた時、私は妊娠中でお腹には7ヶ月になる2人目の子供がいました。最初の浮気は1人目の子が生まれてから数か月もしないうちに発覚しました。
その当時は、お互いの両親が同席し話し合いになりました。結局、夫婦として気持ちを新たにやり直すという方向で話が進みました。そして、また浮気が発覚。バレた浮気は今回で2回目です。
浮気癖・浪費癖のある夫だったので、私と子供の将来を真剣に考え、前向きな意味で離婚を決意しました。
離婚時に子供2人の親権は私が取り、養育費は毎月末に5万円を、期間は下の子供が大学を卒業するまで私の口座に振り込むと調停で決めましたが、1年半を過ぎた頃から養育費の振り込みが遅れるようになり、2年が過ぎると滞り始めました。
養育費の振り込みが遅れてきた最初の頃は、私が連絡をすると少し遅れても振り込みはありました。滞る様になってからは電話をしても出ることが少なくなり、メールをしても返信はありません。
2ヶ月ほど前、携帯に連絡したところ解約したようで全く連絡がつかなくなりました。振り込みがない状態が続き連絡も取れない状態では困るので、元夫の住んでいたアパートに直接話に行きました。
しかし、既に引っ越した後でした。実際に自分の身にこの様なことが起こるとは考えてもいなかったので、驚き混乱してしまい暫く何も手につかなくなりました。それから色々と考えましたが、出費が嵩むのは覚悟で弁護士に相談しました。
元夫の新しい住居については弁護士の方に調べてもらいすぐに判明しましたが、勤務先は既に退職しているとの事でした。
「勤務先が分かれば給料を差し押さえることが可能だが、弁護士は勤務先を調べることが出来ない」という事で、担当弁護士の方に調査会社を紹介していただき、MAX探偵事務所に連絡し相談した後、元夫の勤務先調査をお願いしました。
調査結果
元夫の勤務日・時間が不明のため、まず週明けの月曜朝6時から調査を開始。家から勤務先までの通勤手段が不明のため、万全を期し自転車やバイク、車を準備。調査初日、元夫が家を出たのは7時20分、そこから徒歩で最寄り駅に向かい電車とバスを利用し、8時15分ごろ新しい勤務先と思われる物流センターに入って行く。
その後、勤務先・雇用形態を確認するため更に調査をしたところ、先ほどの物流センターに正社員として勤務していることが判明。調査初日、元夫が住むアパートに女性を確認。同棲している様子が伺えた。
ご依頼者からのメッセージ
MAX調査事務所に勤務先調査をお願いしたことで、思ったよりも早く元夫の勤務先が分かり気持ちが少し楽になりました。早速、弁護士に連絡し給料の差し押さえの手続きをお願いしました。
しかし、メリットとデメリットがあり、やり方次第では回収が難しくなるケースもあるという事でした。何度も話し合った後、滞っていた期間の養育費の支払いと毎月の支払い分を期限内に元妻の口座に振り込む。
これが可能であれば、誠意があると受け止め給料差し押さえの手続きを控えるが、万が一不可能な場合には給料の差し押さえ手続きに入るとの報告を元夫宛に送付しました。
勤務先の確認が取れる前に内容証明を元夫宛に送った時には完全に無視されていたのですが、今回は元夫がすぐに弁護士に連絡したようです。
毎月の養育費は通常通りに振り込んでもらい、今までの滞納分は2回の分割で支払うという話になりました。分割の1回目は既に振り込まれています。来月に残り1回の振り込みで滞っていた分は全てなくなる予定です。
こちら側が既に勤務先の確かな情報を持っていて、本気で給料差し押さえを検討していることが伝わり、元夫が危機感を感じた事で状況は一転しました。
またいつ振り込みが止まるかを考えると不安ですが、MAX調査事務所に勤務先調査をしてもらい短期間で元夫の勤務先が判明したことで、早急に滞納分と未払いの問題を解決することができそうです。精神的な負担も軽くなり本当に助かりました。
まとめ
元夫からの養育費の支払いがストップすることは少なくなく、長期に渡る滞納は日々の生活に大きなダメージになります。
また、お子様が小さい場合は、十数年の期間になるケースも多く金額にして一千万円を超えることがあります。
養育費は、あくまでもお子様の為のものであることを相手に認識させ、しっかり支払いをして頂く為の行動を起こすことが重要です。