浮気をやめさせる方法(ですが100%ではありません)
浮気をやめさせる方法(ですが100%ではありません)
「長い間、我慢をしてきたけどもう耐えられない」「先日配偶者の浮気を知ったばかり、今すぐにやめさせたい」等の相談が集中しました。
浮気や不倫をやめさせるには現在進行形の状態を、どのような方法であれば終わらせることができるのでしょうか?効果的な方法について考えていきたいと思います。
証拠を押さえる
まず先に、確実な証拠を掴みます。それにより配偶者は自分の行動が間違っているという自覚を持ちやすくなります。慰謝料請求や離婚、話し合いを検討している場合には、言い逃れのできない証拠を提示すること。配偶者の浮気を辞めさせるためには、浮気相手に対して行動を起こすことも視野に入れる必要があります。
慰謝料の請求
浮気相手に対し法的に経済的な制裁を与えることで関係を完全に断ち切らせることが目的の、最も効果的な方法となります。双方に対しての中途半端な制裁はやるだけ無駄なので、やると決めたら徹底します。探偵から受け取った調査報告書を基に信頼のできる(依頼者様のためにしっかりと動いてくれる)弁護士に相談しましょう。
示談書を交わす
示談書や誓約書が無ければ、後に「言った、言わない」のトラブルなることがあります。夫婦間で証拠となる書面を作成することで、後で有利になるよう証拠を残す、違反時のペナルティを課して浮気の再発を防ぐ目的があります。また離婚の際には交渉が有利になります。
調停を利用する
配偶者と落ち着いて冷静に話し合いができない場合には、家庭裁判所の調停を利用することをお勧めします。第三者である調停委員を挟み裁判所で話し合うため、担当者からは夫婦の抱える問題改善のために必要なアドバイスや、妥協点等の提案があります。仮に夫婦関係の継続が難しいと感じた際には離婚調停に切り替えることも可能です。
これだけ行動しても、100%浮気を辞めさせることは不可能です。慰謝料を請求され、支払いを済ませても、その後、懲りずに不倫関係を継続している方もいます。また、示談書にも「二度と連絡も取らないし、会わない」と明記していてもリスクを取ってでも関係を続ける方もいます。
それでも、浮気を辞めさせる為の行動は必要で、100%ではなくても可能性がある限り行動はされた方が良いでしょう。